70歳定年への反応は人それぞれ 65歳を超えても「働ける人」「働けない人」の境界|「アーリーリタイア」のためには何が必要か?
大阪 福利厚生 出張マッサージ・整体サービスGEARの代表 濱尾です 。
70歳定年への反応は人それぞれ
今回の「70歳定年」について、会社員はどう受け止めているのでしょうか。
定年への関心が高い40代・50代の会社員4人にインタビューしました。 機械メーカーで営業をしている市川文広さん(仮名・40歳)は、就職氷河期の2004年に就活で大苦戦した経験を振り返り、70歳定年を「大歓迎」しています。
「就活では10社以上も書類選考で落とされ、なかなか内定を取れませんでした。私の周りには、正社員で就職できず、現在まで非正規で働いている人がいます。
いまの仕事は充実していますし、またあの就活(転活)を経験したくないので、仕事と収入を失う心配をしなくてよくなるなら、ありがたいことです」 倉庫会社の経理部門で管理職をしている吉田恭平さん(仮名・54歳)は、70歳定年を「大反対。
とんでもない」と批判します。 「当社では55歳で役職定年なので、来年私は平社員に降格になり、給料は今の約半分、年下の部下にあごで使われることになります。
こんな屈辱的な仕打ちがさらに5年も続くというのは、ちょっと耐えられません。会社は実力主義を標榜しているのに、年齢で処遇を決めるというのはおかしくないですか」 アパレル小売店で販売員として働く伊賀啓子さん(仮名・51歳)は、70歳定年を「消極的だが歓迎」しています。 「立ち仕事がしんどくなってきましたし、会社を辞めて好きな音楽演奏に打ち込みたいという気持ちはあります。
ただ、夫が病気で休職していた時期があり、老後資金の準備ができていません。あと20年働くと思うと気が重いですが、何とか生活できることを前向きに考えようと思います」 このように70歳定年の受け止めは、その人の会社・仕事や立場・経済状態などによってまちまちのようです。 3年前にある企業の研修の中で40代・50代の中間管理職と定年後の生活について話し合う機会がありました。
その時は、「よくわかりません」「将来は不確か。あれこれ考えても仕方がない」「今は仕事に集中している」といった意見が目立ちました。 ところが今回インタビューした会社員は皆、定年延長が自身の生活に与える影響や何歳まで働くのかという問題を真剣に考えていました。
この3年間で、働き方改革、年金の引き下げ、必要資金2000万円問題、大手企業の早期退職募集、そして新型コロナウィルスの感染拡大と、会社員の働き方を巡る変化がありました。
こうした変化を受けて会社員は、自分の働き方を見つめ直すようになったのでしょう。
参考記事
リンククロスより
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